犬甘さんのレポートは昨シーズン<DARUMA Topics>に掲載されたものですが、HPにも再掲載させていただきました。ご本人からは「1年前のレポートで申し訳ありません」とのコメントです。 指導員検定会(正指)
日程:平成12年2月25日(金)から27日(日)
会場:第1会場(北海道:朝里川スキー場)
受検者:犬甘幸児(私は2班、ゼッケン78番でした。)
サポート:犬甘有稀
第一日目:天候 大雪
午前:理論試験(昨日からの大雪で通行止めが多く、開始時刻を30分繰り下げても地元の受検者
約40人が参加できず、気の毒でした)理論問題は養成講習会の出題範囲が見事に裏切られた感じがあり、全然読んでもいない個所から多数出題されました。15問中10問位がそんな感じ、でも大半が下の語群から選択する穴埋め問題なので感覚で回答した。という感じでした。でも、周囲からは悲痛なため息があちこちから聞こえてきたのは言うまでもありません。
終了後「6割はできたゾ!!?・・」と自分自身に言い聞かせてながら昼食。しかし、たのんだビーフカレーは半分しか喉を通らず。内心はヒヤヒヤでした。気を取り直して実技会場に向かう。
午後:実技4種目
検定バーンは3台の圧雪車フル稼動ですばらしい状態。期間中、スキー場側の検定に対する対応は素晴らしいものがありました。
1.シュテムターン…まず、最初の種目は無難(?)にまとめる。 2.パラレルターン(中回り)(カービング系)…自主練習でアルペンの岡澤先生から指導を受けたこともあり、自信あり。 3.パラレルターン(小回り)(発展技術:急斜面ウェーデルン)…斜面が荒れ、小回りの”溝”ができ、ポジションが遅れてしまい最悪!! ショック、ショック・・・ 4.プルークボーゲン(セーフティー)…プルークボーゲンは得意種目(?)なので前のパラ(小回り)の失敗を引きずらないように瞑想状態に入る。(サポートの有稀さんの適切な助言あり)出走順のローテーションの関係でこ日の最終種目の最終滑走者となってしまい、だんだん人がいなくなり、最後は検定員と私のみという寂しい滑走になりました。
一日目はいろんな事がありながら何とか終了。でも理論とパラ(小回り)の失敗で意気消沈、再三有稀さんに「ハッパ」をかけられ、瞑想で精神統一。
第二日目:晴れ
昨日の事は忘れて今日の種目に集中!
1.プルークボーゲン(セーフティー)…この種目は昔からレッスンで指導してきたことなので、まず無難にクリアー 2.パラレルターン(小回り:コンフォート)…なんとかバラけずにまとめる。 3.プルークボーゲン(チャレンジ:カービング系)…初めての種目ながら、養成講習会で教わった通り、ハの字がくずれないように注意して演技。 4.パラレルターン(大回り)(発展技術:急パラ)…最後の種目、今までのうっぷんを晴らすようにカービングで飛ばせ、飛ばせと思っているうちにゴールしてしまった。 やっと終わった!! 結果発表は翌日のお楽しみ。
第三日目:晴れ 閉会式・結果発表
閉会式の挨拶の中で、他の4会場の平均合格率は50.2%、第1会場の合格率は70.4%とのことで会場からざわめきが起こる。多少の安堵感があるも高鳴る鼓動は押さえ切れず!!という状況で合格者発表が開始された。
2番から合格発表後、次々と連番で合格者が出る。ときどき間を飛ばされながら50番、60番台とづづく、そして75番、76番、しかし、77番が飛ばされ『78番
犬甘幸児さん』『やった!!』興奮して体中が震えてしまいました。でも両隣りの地元の受検者(ちなみに79番さんはルスツのスキー学校の先生でした。)が落ちてしまったので多少遠慮がちに喜びを噛み締めました。
今回は当初から滑走日数は期待できないことは承知の上での受検でしたが、予想通り検定当日までの滑走日数が11日と極端に短く、通常から考えると無茶な受検でした。この滑走日数の少なさを昨年4月からのトランポリンを中心としたトレーニングとヨガによる精神のコントロールでカバーしようという試みでもあったのです。このヨガの指導には受検を決心した昨年4月からほぼ1年間にわたってサポートしてくれた有稀さんの指導のお陰と思っています。また、今年1月の自主練習でヴィラ・アルペンの岡澤先生のアドバイスも滑走日数の少なさを補って余りあるものでした。そして、秀明さん、光昭さんはじめ皆さんの応援のお陰と感謝しております。これからも雪だるまスキークラブのためにできる限りの事をさせていただきますのでよろしくお願いします。
ちなみに、第一会場(北海道)のデータは以下の通りです。
受検者数:386名(内、東京都27名)
合格者数:281名(内、東京都23名)
合格率 :72.8%(他の4会場の平均合格率59.1%)でした。
Written
by 犬甘幸児